CPUのFANがうるさい!
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やっぱ、音の大きい順に発生源を対策していかないと! でも、SECC2用の放熱グッズって、少ないんだよね。 |
第1弾:リテールFANの速度を下げる まずはリテールのFANを静かにしようと、回転数を下げることにした。 世間では、抵抗なんかを使うようだが、気分的には「定電圧」の方が気分がよいので、ダイオードを2本直列に入れて、10%ほど電圧を下げてみた。 回転数は、元々4800rpmの定格だった物だが、4821rpm=>4383rpmへと、約10%低下した。 そのかわり、温度は室温20度・負荷100%1時間で50度だったものが55度になった。 音も、若干はましになった(耳障りな高音域は減った)が、やっぱりうるさい。 材料費: (ダイオード2本+熱収縮チューブ)×2 =200円程度 |
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第2弾:ツインFANで速度を下げたら? 第1弾ではあまり静かにならないし、熱の上昇も大きいので、ヒートシンクごと取り替えることにした。 リテールは、風量をあてにしている構造のヒートシンクのため、FANの回転数を下げるとそのまま影響が出てくる。 そこで、なるべく大きな羽根の付いているヒートシンクと、ツインFANで行くことにした。 但し、「よく冷える」事は目的ではないので、FANの速度を2個直列にして半分にしてみた。 何に取り替えるにせよ、リテールを取り外さないといけないのだが、こいつのプラスチックの4点留めは「壊さないと外れない」。 2個で5万円以上する代物なので、なるべく静かに外したかったが、結局はドリルで裏側の穴から留め具自体を破壊した。 あーあ、じゃんぱらにも持っていけなくなっちゃった・・・ でもって結果だが、「あまり静かでない上に、全く冷えない」。 やはり、ヒートシンクがスカスカすぎて風がすぐに抜けてしまうようだ。おまけに、雑音の発生源は2個に増えるので、黙って3dB以上五月蠅くなるわな。。。 まぁ、在庫処分で@780(FAN2個付き)だったので、あきらめ。。。 材料費: (ツインFAN付きSECC2用ヒートシンク:@980)×2 =1860円 |
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第3弾:もう少し小細工 ツインFANでも、流速が上がらない(フィンに沿って風があまり流れない)ために、使い物にならなかったので、まともそうなヒートシンクを探していたところ、なんと「じゃんぱら」で100円のヒートシンクを発見! これこそ、望んでいた形状!! リテールに似てるけど、一回り大きくて、フィンの枚数も多く、高さがある。 リテールとの比較(1) リテールとの比較(2) 更に、余分な方向へ風が抜けるのを防ぐカバーもちゃんと付いている。 但し、買ってきた状態ではスリーブベアリングの猛烈なFANだったので、第2弾のヒートシンクからボールベアリングFANをもらった。 もちろん、定格(12V)で回すと五月蠅くてかなわないので速度を落とすのだが、今度は30%ぐらいは落としたい。 ダイオードだと、何本も直列にするのは格好悪いので、3端子レギュレータを使って作った。 小さなケースは、千石電商の地下で発見。 コンデンサは、大きさの問題でタンタルを使用。 でもって、植草のマザボは、CPU1がCPU2の陰になって風が通りにくいため、CPU1は9V、CPU2は8V仕様で作成。 うーん、BROSのメインジェットみたい・・・後方シリンダーは濃いめ! 材料費: (ジャンクSECC2用ヒートシンク:@100+3端子レギュレータ+ケース等)×2 =500円 |
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第4弾:8cmFAN+大型ヒートシンク でも、やっぱり温度上昇は避けられない。 今は冬だけど、夏場になったらひどい目に遭いそう。 (もちろん、室温を20度以上にあげてテストはしてるけどね) てなわけで、理想の「大きなヒートシンクに大きなFANをゆっくり回す」を探していた。 でも、SECC2用では大抵が5cmFANで、6cmが付く物もあるが、厚みがありすぎて使えない。 ところが。。。理想の形状(植草的に)のうえに8cmFAN仕様があった!! @3000でとにかく2個買ってきたが、純正の形状では、FANが厚すぎてCPU1側には取り付け不可能。 おまけに、静音タイプではないので回転数が高そう。 そこで、またもや在庫処分の8cm薄型(15mm)FANを手に入れた。 しかも、静音タイプ。 但し、パルスセンサーが無いので、壊れたときは命がけだが仕方ない。 第3弾との比較(1) 第3弾との比較(2) この厚みでも、CPU1と2の隙間は1cm以下。もう限界です・・・ 更に、冷却効果を上げるため(FANの回転数を落としている分)と、後述のGeForceの冷却に寄与させるために、余計な風の出口を塞いでいる。 銅テープでやっているけど、別にそれ自身は放熱とは何も関係なし。 単に、ビニールテープだと「熱でのりがでろんでろん」になったら嫌なだけ。 正面 背面 材料費: (SCC-S1/80:@3000+薄型8cmFAN:@1500)×2 =9000円 |